メルセデス・ベンツの”GT R”、「AMG GT R」がニュルブルクリンクに挑戦! 注目のタイムは?

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量産車最速レベルの7分10秒9を達成!

 

12月9日、メルセデス・ベンツは、メルセデスAMG GT Rがニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックで7分10秒9の記録を達成したことを発表した。GT Rはこのニュルブルクリンク北コースで開発されたメルセデスAMG GTシリーズの最高峰モデル。最高出力585ps(430kW)、最大トルク700Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、最高速度は318km/h、0-100km/h加速は3.6秒を誇る。

 

GT Rのテストはモータースポーツ誌の『sport auto』によって行われ、これまでに同誌でテストしてきた市販公道用モデルの中では最速のタイムとのこと。実際のところ、いわゆる量産車でこれを上回るタイムはポルシェ918スパイダーの6分57秒、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVの6分59秒73、日産GT-R NISMO N Attack Packageの7分8秒679くらいしか存在しない。

 

In 7.10,9 Minuten um den Nürburgring: Mercedes-AMG GT R: Top Nordschleifen-Rundenzeit für das „Beast of the Green Hell“

 

通常モデルのGTからの変更点は、ターボやエンジン制御マップの変更によるエンジン出力向上、AMGハイパフォーマンススポーツサスペンションやアクティブリアホイールステアリングの導入、9レベルのAMGトラクションコントロールの採用、大径セラミックブレーキディスクの装着、アルミニウムやマグネシウムの使用量増加による軽量化、アクティブエアマネジメントなどによるエアロダイナミクスの改善など。なお、このメルセデスAMG GT Rは、欧州では2016年11月21日に、すでに発売が開始されている。

 

 

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