特別なモデル“デニム”も登場
5月27日、フォルクスワーゲンは「フォルクスワーゲン・ビートル/ビートル・カブリオレ」のマイナーチェンジモデルを発表した。バンパーのデザインが変更されたほか、新しいボディカラーやマテリアルを導入し、欧州では6月中旬から受注を開始する。欧州価格は据え置きとのことだ。
今回から導入されるスポーツグレードの“Rライン”では、バンパー上部のエアインテークと突き出したリアスポイラーが加えられ、ひと目でトップレンジであることを識別できるポイントとなっている。追加されたボディカラーは、“ボトルグリーンメタリック”と“ホワイトシルバーメタリック”の2色だ。内装ではインストゥルメントパネルが明るさを増したものに変更されており、“デザイン・ライン”と“Rライン”の2モデルでは、追加メーターや専用ダッシュパッドが採用されている。
パワートレインに関しては、105ps(77kW)の1.2リッターから220ps(162kW)の2.0リッターまでのガソリンターボ3機種と、ディーゼルターボ2機種というラインナップ。ちなみにこれまでの日本仕様では、レギュラーモデルとして105psの1.2リッターと211psの2.0リッター、そして特別仕様として150psの1.4リッターというガソリンエンジン3機種が用意されている。
また、このアップデートと同時に、“デニム”とネーミングされた特別なモデルもラインナップされ、こちらには“ストーンウォッシュブルーメタリック”のボディカラーやダークグラファイトペイントの“サークル”17インチアルミホイール、ブルーのスポーツシートなどを特別装備。日本に導入されるかどうかは不明だが、ビートルらしい個性的なモデルだけに期待したい。
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