クラスを越えた高級感と充実装備にも注目
5月23日、プジョーは新型「プジョー3008」の概要を発表した。2016年9月のパリ・モーターショーで正式発表されたのち、10月に世界各国で、日本では2017年に発売となる予定だ。
ここ数年、各ブランドが注力しているCセグメントSUVに、プジョーも新型3008で参戦することになる。あくまでもSUVテイストを取り入れたクロスオーバーという立ち位置の現行モデルから一転、新型3008のルックスが紛れもなくSUVそのものになっているのはご覧の通りだ。
厚みのあるフロントエンド下部に取り入れられたアンダーガード的な意匠、ホイールアーチやボディサイド下部のプロテクトパーツ、高めの地上高、ボディにフィットしたルーフレールなど、エクステリアはオフロードを意識していることを明確に表現。大径18インチのM+S(マッド&スノー)を標準タイヤとし、足場の悪い急な下り坂でも車両を安定させるヒル・アシスト・ディセント・コントロールを採用するなど、装備面でもそれははっきりと打ち出されている。
インテリアでは、小径ステアリングの上から眺めるメーターパネルに12.3インチの液晶ディスプレイを埋め込んだ“プジョーi-Cockpit”を新採用。オフロード車に必要なさまざまな走行装置の制御スイッチを機能的に配置したコンソールの美しいデザインに加え、照明の明るさとスクリーンのカラー調整やシートに内蔵されたマッサージ機能など、五感に訴える装備を充実させている。
なお、発表されたエンジンとトランスミッションの組み合わせは以下の通りとなっている。
ガソリン
1.2リッター ピュアテック 130ps 6 速 MT (標準仕様および超低燃費仕様)
1.2リッター ピュアテック 130ps 6 速 AT
1.6リッター THP 165ps 6 速 AT
ディーゼル
1.6リッター BlueHDi 100ps 5 速セミAT
1.6リッター BlueHDi 120ps 6 速 MT (標準仕様および超低燃費仕様)
1.6リッター BlueHDi 120ps 6 速 AT
2.0リッター BlueHDi 150ps 6 速 MT
2.0リッター BlueHDi 180ps 6 速 AT
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